旧richardkoshimizu's blog

劣化した日本企業の再生を、そろそろ準備しよう。

<<   作成日時 : 2015/08/18 11:45   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 218 / トラックバック 0 / コメント 36

企業が社員を大事にしない。

だから、社員も企業を大事にしない。

いい仕事などできるわけがない。

かつての一流企業が三流になる。




非正規雇用に切り替えて、人件費を削れば、どんな無能な経営者でも利益を出せる。こんな楽なことはない。努力しないで経営ができる。

その代わり、国全体としてみれば、国民の購買力は落ち、モノは売れなくなる。

企業への帰属意識は薄れ、社員の能力を引き出すことができなくなる。ヒット商品は生まれない。

企業の質が劣化する。気が付くと三等国家の製造業と「人件費の安さ」だけで勝負する劣等企業の群れが生まれる。

三洋電機は消えてなくなった。ソニーは、すべて切り売りして丸裸になった。シャープも第三者に支援を求めるほど貧窮した。日本の看板企業が、劣化している。

企業のトップが「国全体」を考えて企業運営をしなくなっている。目先の利益ばかり追いかけて。結果的に、自分の首を絞めている。

そろそろ、日本企業の復活のために始動するときですね。


2015/8/18 00:04

昨今の日本劣化の原因の一端を端的に表していると思います。 『税金を払わない巨大企業』 (文春新書、富岡幸雄氏著) 1.察するに、税金はコストだから安ければ安いほど良い、自分の企業さえ儲かれば日本経済が空洞化しても関係ない、とういう感覚なのでしょう。哀しいことに、これが現代の多くの大企業の経営者の本音だと思います。 2.今の日本では、また、多額の納税を行う企業を尊敬する社会的風土も失われています。企業経営者側も、社会的責任が欠如しています。 3.国にとって稼ぎ頭である大企業がグローバル化し、無国籍化して「国に税金を払わない大企業群」となってしまい、税制が空洞化して財政赤字の元凶になっている。その穴埋めを、消費増税という形で負担させられているのです。

見よ!