旧richardkoshimizu's blog

ものつくりニッポン!

<<   作成日時 : 2016/02/19 12:28   >>

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すいません。ちょっとのあいだ、趣味の世界の没頭させていただきます。

エンジン・プロペラ後ろ向きの震電は、航空機マニア垂涎の的。今でも世界中にファンがいます。九州飛行機の後進会社に震電を再製作しろとねじ込んで断られた困ったちゃんもいます。アニメにもなっていますね。

VWビートルみたいにエンジンが後ろにあるから、視界極めて良好。機銃の射出タイミングをプロペラの回転に同調させないでいいから、打ちまくり可。試運転時の離陸の際に、プロペラが地べたを掘ってしまって失敗したこともあったみたいですが。

私の「夢」は、雷電の震電化。大戦末期、米軍は2000馬力エンジンの機体を投入してきたけれど、日本はゼロ戦の1000馬力からあまり進歩していなかった。B29を迎撃するために高速力、高上昇力の迎撃戦闘機が欲しかったけれど、大型のエンジンがない。仕方なく一式陸攻に使っていた1500馬力の火星エンジンを戦闘機に載せて、雷電を作った。確かに、高高度を飛ぶB29に多少の戦果はあったようで1機撃墜の実績あり。だが、扱いにくく、径の大きいエンジンを抱えているので、前方の視界が酷く悪い。離着陸時の事故も多かったようだ。

もし、雷電が震電のようにエンジンが後ろにあって、かつ大馬力であるなら、高高度のB29に短時間で接近し、20ミリ機銃4丁から弾丸を浴びせられたのにと妄想するRKでした。雷電は、3号クラスター爆弾の投擲にも適していたみたいで、残念でした。

それから、ジェットエンジン搭載の橘花。ナチスドイツから、メッサーシュミット Me 262の技術資料をインドネシアで貰って、潜水艦で日本に運ぼうとしたけれど、米海軍に撃沈されてしまった。先に航空機で還った将校が持ってきたのは、外形図程度。これをもとに日本が独自に開発したジェット戦闘機。

じゃ、これが、終戦に間に合っていれば、起死回生の新兵器になったか?なっていない。ジェット機開発の目的は、既存のエンジン工場が米軍の空爆や東南海人工地震で壊滅したから、それを補うため。ジェットエンジンの方が構造がシンプルで量産しやすいし、松根油で飛ばせたから。

飛んだとしても、実は、既存のレシプロエンジン戦闘機よりも速度は遅く、性能は劣っていたであろうという話です。うー残念。(ちょっとは飛びましたが、終戦になってしまったようです。)

戦闘機って、技術の粋なんですよね。ただの「人殺しの道具」ではあるけれど。ノスタルジックに語るくらいはお許しを。

2016/2/19 11:33

輿水先生・独立党の皆様、失礼致します。 私は大戦末期に作られた幻の戦闘機「震電」が好きです!70年前にこんな美しい機体を作れるのか…と震電のプラモデル良く眺めた物です。 そしてもっと凄いのが大戦末期の日本でジェットエンジンも試作されてた実績もこの航空機の物作り礎となっているはずです。

みんなの願い・執念・創意工夫の具現化!そして何より職人の仕事は美しい!新幹線は美しい!包丁・刀などの鋼の業物は本当に切れ味鋭く丈夫で長持ちで美しい!


現代の物作りだけではない!伊勢神宮の宮大工の仕事はもっと美しい!日本の「木」に対する礼儀や扱いは世界一!

真似する必要なし!勝負する必要なし!武道の達人や安岡正篤氏も言っているではないですか。「戦って見なければ分からないと言うのは嘘です。すでに立ち合いで勝負は付いているのです。」

これからは他から買ったり、真似するのは止めて自分たちで最高の性能・最高の品質の物を作れば良いではないですか?日本には物作りの歴史と最高の職人がいるのだから。

嘘や粉飾はいらない。中国や韓国やEU諸国やアメリカなど気にするちっさい心は捨てて日本独自の物作りに対する職人の真摯な心の具現化を生かして欲しいです。

モビーディック

2016/02/19 11:33