旧richardkoshimizu's blog

原油減産はできず。NY株は下がるばかり。金融株も下がり、ユダ金後がなし。

<<   作成日時 : 2016/02/22 05:58   >>

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原油の減産は無理なんです。

世界最大の産油国、米国のシェール油井がほぼ全面ストップしていても、米国の原油在庫は過去最大とか。サウジもロシアも油田を止めると再開が困難な技術的問題がある。よって、無理に原油価格を上げようと米国1%が画策しても、すぐに30ドルを割り込んでしまう。さらにはイランの市場参入が状況を悪化させる。

シェールの油井はほぼ生産していない状態で、この在庫の積み上がりは悲惨です。

残念ながら、サウジの様な海水注入をしている油田は、 生産を止めると生産設備に塩害が出る為、止められません。

また、ロシアも、極寒の中にパイプラインがあるので、供給を止めると、パイプが凍りついてしまう為、止められません。ここにまだ、イランの生産分が加わる訳ですから、この先の原油価格がどうなるかが、楽しみです。

必死に支えても、徒労に終わるでしょうね。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり………

Usagi

2016/02/20 11:49

【NYダウ続落、21ドル安 原油価格の下落影響(朝日新聞)】

http://www.asahi.com/articles/ASJ2N20ZSJ2NUHBI002.html

20日のニューヨーク株式市場は、原油価格が下落してエネルギー関連株などが売られ、大企業で構成するダウ工業株平均が2日連続で値下がりした。終値は前日より21・44ドル(0・13%)安い、1万6391・99ドルだった。

主要産油国のロシアやサウジアラビアなどによる増産凍結への期待感から、原油価格はこのところ値上がりしていたが、この日は国際指標の米国産WTI原油の先物価格が再び1バレル=30ドルの大台を割り込んだ。ダウ平均は一時前日より130ドル以上下がったが、その後は下げ幅を縮めた。

ハイテク株が中心のナスダック市場の総合指数は、前日より16・89ポイント(0・38%)高い、4504・43で取引を終えた。(2016年2月20日)


原油安は、エネルギー企業だけでなく、金融筋の利益と直結しているので、ダウ平均が下落してしまう。米国には、本当に後がないんですね。