旧richardkoshimizu's blog

中国の爆買い終了が、日本を再起させる。

<<   作成日時 : 2016/03/12 11:35   >>

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中国人の爆買いに随分と助けられてきた日本の小売業ですが、これから一気に冬の時代がやってきます。

まずは、習近平政権による「日本で爆買いするな」政策が浸透しつつある。

今まで爆買いの中核部分は「官僚への付け届け」用途に依存していた。日本で買った高島屋の包みに入った高級品を、現金の代わりに悪徳官僚に渡す。(日本の一流デパートで買ったものは、偽物ではないという証明になる。中国国内には、偽物が横行している。)現金授受では収賄側が死刑になってしまう。官僚は、付け届けに目を細めて、許認可を優先的に手配してくれる。

官僚でなくても、付け届けは中國で生きていくうえで必需品。医者に掛かるにも、先に付け届けをしないとまともに診察・治療してもらえない。学校も同じ。先生への付け届けは当たり前。しないと子供が差別される。進学に不利になる。

習近平政権は、腐敗撲滅に動いており、この種の高級品付け届け慣習に監視を目を光らせだした。こうなると、日本で買った高級品の需要が急激に細くなる。

安倍政権の「高級品の売り上げは伸びている」から景気は良好だという詭弁は、ひたすら中国様のおかげだった。その構造が瓦解すれば、小売業は一気に奈落の底に落ちる。香港はすでに中国バブルが崩壊して、小売業の売り上げが激減。同じ近未来が日本にもやってきます。

中國は資本主義の悪いところをたっぷりと吸収して、困った国に成長してくれました。日本にいる留学生が自国に帰りたがらないのも無理はないです。環境汚染だけではない。就職だって、紹介者に一年分の給与を謝礼として払わなければならない。

何もかも賄賂でしか動かない膠着した経済。日本を知ってしまった留学生にしてみれば、どうにも居心地が悪い中国に比べれば、安倍売国奴一味の跳梁跋扈する日本ですら、まだましな国なのです。習近平さんが必死に改善を試みてはいますが、もう少し時間が掛かるでしょう。

安倍不正選挙偽政権が、どんなに株価を操作して好景気を偽装しても、中国の爆買い(RKは上海買いと命名。)、つまり、「ここからここまで1ダースづつください。シェーシェー。」が終焉すると、恐ろしい景気の冷え込みが襲ってきます。新宿伊勢丹の客もまばらになります。サギノミクスはどうにも失敗であると認知され、自公不正選挙偽政権は窮地に追い込まれます。(そして、全ての罪は中國に擦り付けられます。)

これも、全て、世の流れです。誰にも止められません。

そもそも他国の爆買いに依存する経済など不健全極まりない。自国の力で再生すべきです。

破綻が再生の起爆剤となります。