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米フォード、日本とインドネシア事業から今年撤退へ=内部文書

<<   作成日時 : 2016/01/26 07:50   >>

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フォードは、日露戦争後の1905年、対日輸出を開始した。

そして、世界の5大国になった日本に工場を設置した。横浜の子安工場である。T型フォードのノックダウン生産が始まった。その後A型フォードの生産をはじめ年産1万台を達成。日本最大の自動車メーカーとなった。

だが、戦争突入により1940年に工場は閉鎖された。

戦後、子安工場はフォードに返還された。その後、不振のマツダの24.5%の株を取得して親会社となったが、今度は自社が経営不振となり、2015年までにマツダの全株を手放した。そして、2016年、日本からの全面撤退を決めた。

明治期以来、日本のモータリゼーションを牽引してきたフォードが日本から撤退することは、すなわち、米国という巨人が、ボロボロになって日本から出ていくことを象徴していると思います。

フォードさん、長い間、ご苦労様でした。金融工学など、くだらない賭博商売にうつつを抜かして、製造業をないがしろにした米国1%を恨んでください。

思えば、マレーシア時代お世話になった「フォード・コルチナ」。毎週のようにどこかが壊れていました。のちに自分で日本車に乗るようになってから、フォード車というものは、車と呼べる代物ではなかったのかなと思いました。アメリカの凋落の象徴、フォード。残念です。

2016/1/26 05:36

ユダ金随時日本から撤退していく模様です。

米フォード、日本とインドネシア事業から今年撤退へ=内部文書 [北京/東京 25日 ロイター] -

米フォード・モーター<F.N>は25日、日本とインドネシアの全事業を今年閉鎖する見通しだ。ロイターが25日に入手したフォードの内部文書により判明した。「収益改善への合理的な道筋」が見えないことが理由だという。 日本市場からの撤退に当たり、保有するマツダ<7261.T>の少数株式は影響を受けないと説明した。 アジア太平洋地域担当プレジデントのデーブ・ショッホ氏が域内の全従業員に送った電子メールによると、フォードはすべての事業分野から撤退する。ディーラーを閉鎖し、フォードとリンカーン車の販売や輸入を停止する。日本で行っている製品開発は他国に移転する計画だという。 フォードの広報担当者はロイターに対し、こうした決定に関する電子メールが25日、従業員に送付されたことを確認した。 ショッホ氏はメールで「残念ながら、事業閉鎖により日本とインドネシアにいる社員は両国にあるフォードの現地法人で働くことはできなくなる」と説明した。 ...

まさる